中学生ぐらいの年齢っぽいPreteen Vickiと、幼稚園あたりの年齢のPreschool Vickiのセットである。まずは、画像を見てもらおう。
▲Preschool Vicki(左)と、Preteen Vicki(右) Victoria2用のテクスチャを適用済み
ああ、イラナイな、と思ったあなた。私もそう思う。
しかし、こいつをベースに作られたカスタムキャラクタが凄いのだ。
▲まるで別人、カスタムキャラクタ Lisha
美少女カテゴリに分類されそうなキャラクタが、多数ある。
フィギュア的に見ると、関節構造はかなり昔のものなので、あまり無理なポーズをさせると関節がおかしくなってしまう。
上の画像も、よく見ると左ヒジがちょっと不自然だろう?
それでも、人気があるのだ。
人々の、美少女を追い求めるパワーはものすごいということか。
さて、ベースフィギュア、Milennium Girlsを買うと、モーフターゲット(体を変形させるためのデータ)つきのフィギュアだけが手に入る。
本格的に遊ぶためには、テクスチャ、髪、衣服がそれぞれ必要になるのだ。全て揃えると、けっこう高くつく。
だが、少なくともテクスチャは純正のものは不要だ。
「カスタムキャラクタセット」というのを買えば、クォリティの高いテクスチャがついてくるからだ。
テクスチャは、Victoria2.0のテクスチャが流用でき、Millennium Girls専用のテクスチャもある。しかし、これらは無視していいと思う。
カスタムキャラ(MTキャラとも言う。モーフターゲットを使って、別キャラに仕上げたキャラ)が
軒並み$1.99( プラチナクラブ 価格)でテクスチャつきなので、私はそちらを購入してみた。
一つでいいような気はしたが、勢いで5つのMTキャラを購入してしまった。$1.99の勢いとは恐ろしいことだ。
購入したキャラクタは、次の5つ。
▲5つのMTキャラを衝動買い
左から、Azha、Cayenne Pepper、Lilo Babe、Lisha、Darlana。
Cayene Pepperにはおさげの髪が付属していた。他はテクスチャとモーフターゲットのみだ。ポーズは、別フィギュア用のを無理矢理適用してある。
胸の大小などの違いがあるが、パッと見て違いがよくわからない。
一つ言えるのは、この画像をレンダリングしている現場を決して人に見られたくないということである。
皆さんもどうか気をつけて欲しい。
▲右3人を太らせた
5人のMTキャラのうち、Lilo、Lisha、Darlana(右の3人)には、「Heavy」というフルボディモーフが仕込まれていて、ぷくっと太らせることができた。
(やり方はデブキャラ、やせキャラをつくるを参照) それ以外には、特におもしろモーフターゲットは仕込まれていないようだ。
ちなみに、妖精っぽいモーフターゲットは、とがった耳くらい。
アメリカでは、幼児ポルノ関連の配慮が厳しく行き届いており、この年ごろの女の子は「妖精です!人間じゃありません!」ということにしておかないと、
「児童ポルノだな!危険な変態だな!」というレッテルが貼られ、社会的に抹殺されてしまうのだ。たぶん。
それにしても、見分けがつかない。せめて髪くらいは生やしてみたい。
安いのでなんかいいのないかと物色したところ、「 Sassy Hair 」というのが見つかった。これも、$1.99( プラチナクラブ 価格)だ。ミドルヘアと、ボブカットなどのショートヘアに変形できる。色も、ブロンド、黒髪、茶髪、赤髪と一通り変えられる。
▲髪を生やしてみた
結局、なんだかみんな似たような感じになってしまった。髪は、そのうち揃えていくとしよう。それはそうと、絵ヅラがいやらしいので服を着せたい。
とりあえず、MilenniumGirls専用の服がパックになっているのを買ってみた。
5人に髪を生やして、服まで着せたのでPoserはかなり重くなっている。胸の大きい、というか、体型を変えているMTキャラは、体つきをデフォルトのMillenniumGirlsの状態に戻した。パラメータ・特性パレットで、「Lilo」「Cayenne」などのパラメータを、顔以外0にしたということだ。
そして絵ヅラは、なんだか中学の体操の時間という感じになった。
▲服を着せた
とりあえず一安心。ほんとは、別々の服をちゃんと着せておきたいところだが、今回はこれで我慢しておこう。
ベースキャラにモーフターゲットを仕込んで別人と化す「MTキャラ」は、手軽ではあるが顔を変えすぎると、
元々の「目を閉じる」「笑う」などの表情パラメータがうまく動かなくなってることがある。
ここでは、あえて変な表情を作って表情パラメータがうまくうごくかどうかを試してみた。
▲「だるい顔の」Azha |
▲本来のAzha |
「ケバい妖精風」Azhaは、ケバいテクスチャのほかに、ナチュラルな感じのテクスチャも付属している。この画像は、ナチュラルなテクスチャ。目の回転、まぶたを閉じるモーフターゲットなど、問題なく表情を作ることができた。唇の形がいい。読み方は「アザ」?
▲「何かを発見した顔の」Cayenne Pepper |
▲本来のCayenne Pepper |
おさげ髪が付属している、おしゃれ妖精のCayenne Pepperは、目を閉じることができなかった。目を閉じると、まぶたから目玉がはみ出てしまうのだ。また、「唐辛子」の小道具が付属していた。なんだかよくわからない。読み方は「カイエン・ペッパー?」唐辛子だ。
▲「ラリッた顔の」Lilo Babe |
▲本来のLilo Bebe |
森の妖精のはずのLiloは、私がおもしろ半分にラリッた顔にしてしまった。表情は問題なく作れるようだ。読み方はリロ?
▲「けげんな顔の」Lisha |
▲本来のLisha |
お姉さん妖精のLishaは、またしても私がおもしろ半分にけげんな顔にしてしまった。まぶた周辺のモーフターゲットがおかしくなっていて、目を閉じることができない。(目を閉じると、まぶたから眼球がはみ出す。)目のキラキラ具合がすばらしい。読み方はリーシャ?
▲「悪巧みしている」Darlana |
▲本来のDarlana |
お嬢様妖精っぽいはずのDarlanaは、私がおもしろ半分に悪の道まっしぐらの顔にしてしまった。表情は問題なく作れるようだ。読み方はダーラナ?
これらのMTキャラは、Thorneという人が作っている。"Sylfie"なんかもこの人の作だ。まさにDAZの美少女職人と呼べるだろう。
小学生くらいの年頃のPreschool Vickiと、中学生くらいの年頃のPreteen Vickiがセットになっている。ベースフィギュア+モーフターゲットのセットで、テクスチャ、髪、服は付属していない。
Azha、Cayenne Pepper、Lilo Babe、Lisha、Darlanaなどのカスタムフィギュア(Millennium Girlsをベースにしたフィギュア)が根強い人気。
MillenniumGirls用のMTキャラセット。モーフターゲットとテクスチャが付属している。テクスチャはノーマルに加えて、メイク済みテクスチャが付属。
Cayenne Pepper
MillenniumGirls用のMTキャラセット。モーフターゲットとテクスチャの他、髪が付属している。また、なぜか唐辛子も付属。
Lilo Babe
MillenniumGirls用のMTキャラセット。モーフターゲットとテクスチャが付属している。
MillenniumGirls用のMTキャラセット。モーフターゲットとテクスチャが付属している。メイク前、メイク済みの二種類のテクスチャが付属。
まじめそうな妖精、といったところ。
関連:
森にひっそり住んでいそうな少女妖精キャラクタ Sylfie紹介
魅力的なカスタムキャラクタが多数 ベースフィギュアMillennium Girls
フルボディモーフでデブキャラやせキャラを作る
フルボディモーフでデブキャラやせキャラを作る
DAZ3D プラチナクラブに入会してみる