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Poserのショートカットキーを自在に設定する、Shortcut Editor

  RuntimeDNA にて、Shortcut Editorをゲット。


▲ショートカットエディタ起動

 Poser用のツール(pythonスクリプト)である。私は、WindowsXP日本語版+Poser7英語版で、まあ特に問題なく動くようだな、くらいなレベルで動作を確認した。※Poser8には対応していないっぽい。

 Poserの各機能に割り当てられているキーボードショートカットを追加・変更・削除したり、自作のpythonスクリプトにキーボードショートカットを割り当てることができる。

インストール

 インストール用zipファイルを解凍後、runtime以下のフォルダを、Poserインストールディレクトリ(C:\Program Files\e frontier\Poser 7\)にコピー。

 (もしPoserが起動中なら)Poserを再起動。

起動方法

 Poserを起動し、Poser上部のメニューから、Script→ShaderWorks - Shortcuts editor→1- Shortcut Editorを選択

 ショートカットエディタが起動する。

ショートカットキー設定方法

 まず、画面のざっくりした意味はこんな感じ。

 とりあえず、自作pythonスクリプトをショートカットとして追加する方法を書いておこう。

Scriptsメニューのショートカット設定から、ショートカット設定したいスクリプトを選択

キーを指定。(Letter:をクリックすると、文字の変更ができる)

Create new shortcutをクリックして、ショートカット追加

 

 ただし、いくつか注意事項がある。

  • 「Letters」「Create new shortcut」などは一見単なる文字のようだが、クリックできる。
  • キー指定時には、文字単体を割り当てることはできない。必ず、Ctrl、ALT、Shiftと組み合わせる必要がある。PoserはShift+xxというショートカットをデフォルトで使用していないので、Shiftと組み合わせるのがお勧め。


▲ショートカット設定がダブったときは、XXという機能とダブってるよ、上書きするけどいいか?という感じで聞いてくれる。

 ショートカットエディタの「Apply」で、確定し、Poserを再起動

 なお、「Save」をクリックするとショートカット設定を保存できる。保存したショートカット設定は「Load」で呼び出すことができるので、やる人がいるかどうかわからないが「ポージング特化ショートカット」とか「アニメーション特化ショートカット」などを作って切り替えるという使い方ができるかも知れない。

 なお、デフォルト設定のショートカットは保存されていて、いつでも戻すことができるので、割と軽い気持ちでショートカットを変えまくっても大丈夫だ。

 これで完了。ショートカット設定を消したい、という場合は機能を選んでから、「Actions on selected shortcut」の「Delete shortcut」をクリックすればOKだ。

元の設定に戻す方法

 Poserのデフォルト設定に戻したい場合や、過去に保存しておいたショートカット設定を呼び出したい場合は、以下の手順を行う。

Poserを起動し、Poser上部のメニューから、Script→ShaderWorks - Shortcuts editor→2- Restore shortcutsを選択

Original versionにチェックを入れ、Restoreをクリック

 これで、すべての設定が元に戻る。

まとめ

 画面も地味だし、一見使いづらそうな感じのツールだが、自由自在にショートカット設定できるというのは素晴らしい。とりあえずポージングに特化したショートカット設定を作ってみたいと思う。

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