@seazoo CMにジョジョ擬音

@SEA ZOOのCMがテレビで流れてた。それがなんなのかさっぱりわからないまま見てた。

 

けど、この際、CMの内容なんてどうでもいい。

 

重要なのは、そのCM内にジョジョ擬音が、漫画家・荒木飛呂彦が描く、あの独特の擬音が出てきたことだ。最新作スティール・ボール・ランは、今やオタクっぽい漫画雑誌でしか読めない。しかも月に一度だ。

 

禁断症状じゃないのか。

 

少年漫画には似合わない、ホラー気味の漫画。敵役たちは異常さを振り回しながら襲い掛かり、仲間たちは知恵を絞って困難を乗り越える。そんな他にない漫画がなかなか読めない禁断症状が出たのではないか。

 

でも、そうじゃなかった。テレビ画面で見たのは多分初めての、ジョジョ擬音がそこにある。使われている擬音は「クルクル」「ピタリ」など、フツーだ。ジョジョっぽくない。ただ、擬音の描き方だけがジョジョっぽい。

 

「ここはメメタァで行きましょう」

 

そんな熱い提案があったかも知れない。

 

「訳わかんないからダメ」

 

わかってない担当者の容赦ない切捨て。だったら、「ズキュウウウン」とか「ドグオォオン」とかはどうだ。

 

それもイメージに合わないからだめとかで、結局無難なものに落ち着いたんだろう。

 

CMを見て、少し、ほんの少しだけ興奮した私は、唐突に荒木飛呂彦の新連載がどっかで始まったりしないだろうかと、勝手な期待をしていた。