トップページ> その他レポート > ツール

異種フィギュア間のテクスチャ変換ツール Texture Convertor2

 Texture Convertor2(TC2) Bundleをゲット。

 以下の製品がセットになっている。

 Windwos専用なので注意。

何をするためのツール?

 異なるPoserフィギュア間で、テクスチャを流用できるようにするツール。たとえば、Victoria3用のテクスチャを変換して、Victoria4に貼り付けることができる。


Michael3 用のテクスチャを変換して Victoria4フルボディモーフ Male を1.0)に適用。 髪は Radiant Jagur Hair 。

 さらに、TC2 SecondLife Avatarというプラグインを使うと、Poser用テクスチャを、Secondlifeという仮想世界用のアバターに貼り付けることができるのだ。


Michael3 のテクスチャを張り付けた Secondlifeのアバター

基本的な使い方

起動すると、「まずは設定をしろ」というメッセージが出るので、必要最低限な設定をしよう。


▲設定しないと使えないから、しろ、というようなことが書いてある

Create MAT poseにチェックを入れ、フォルダを指定

Texture Map Folderの[click to select folder]をクリックし、変換後のテクスチャを保存するフォルダを指定
save をクリック


 なお、フォルダ名は日本語を含まない場所にしておいた方が無難だと思う。ここを指定しないと、返還後のテクスチャがどこに保存されたのか、あちこち探し回ることになる。ちなみに、指定しなかった場合は、c:\Program Files\Texture Converter2\ 以下に作られる。

 MAT poseは、変換後のテクスチャを一発でフィギュアに適用するための特殊ポーズだ。これがないと、マテリアルを一つ一つ手動で設定していくというめんどうな作業をすることになってしまうのだ。

 なお、今回は新しく以下のフォルダを作って、それぞれ指定しておいた。

  • Create MAT pose :  <Poserインストールディレクトリ>\Runtime\Libraries\Pose\Tex Converter
  • Texture Map Folder :  <Poserインストールディレクトリ>\Runtime\Textures\Tex Converter

 画面のだいたいの意味はこんな感じ。

20080915.006.jpg

 必要な項目を上から順番に決めていけばOK。

 「Source Textures」の部分は、browseをクリックして、PoseフォルダのMATポーズファイル(拡張子pz2)か、Materialsフォルダのマテリアルファイル(拡張子mc5またはmc6)を指定すれば、テクスチャを勝手にしてしてくれる。この方法が間違いがなくていいんじゃないだろうか。


 出力形式(Output Texture Format)、UV混合率(UV Bleed)、出力サイズ・品質(Render Output)を指定して、convertをクリック。


 UV Bleedというのは、きれいに変換するためのしきい値みたいなもんらしい。私はとりあえずデフォルトのままにしておいた。変換結果が汚いときは、これをいじると改善したりするのかも知れない。

 Render Outputのとこの「High Q」とか書いてあるやつは、「High Quality」の略だと思う。スペースあまってんのに何で略して書くのかは不明だが、そうなっているので仕方がない。

 変換作業が実行されるので、しばらく待つ。


▲変換作業中

 リアルタイムに変換される様子が見られるので、ちょっとおもしろい。ぬり絵が出来上がる様子を眺めているようだ。

 できたら、Poser上にフィギュアを呼び出し、作成したMATポーズを適用しよう。


▲MATポーズのアイコン。 アイコン名の数字の羅列は、「日付(日月)-時刻(時分)」のようだ


▲ できた!

 テクスチャの境界線は、けっこうきれいにつながっている。

注意点

 いくつか、注意点があるので書いておこう。

 必ずプラグインが必要

 変換したいフィギュア用のプラグインを買わないと使えない。ツール単体だけ購入しても「プラグインがない!」というエラーが出る。


▲プラグインがねえよ、というようなことが書いてある。

 ちなみに、プラグインと対応しているフィギュアは以下の通り。

 Michael3はVictoria3と同じテクスチャが使えるのに、なんでまた別プラグイン(TC2 Michael3 David 3 Plugin)が存在するのかは謎である。男フィギュアにあって女フィギュアにないモノが関係しているのだろうか。

 今後、プラグインが追加されていくのかもしれないが、Texture Converter2(TC2) Bundleを入手すれば、最も安く現在の対応フィギュアを全てカバーできるんじゃないだろうか。

 複雑なマテリアル設定を変換することはできない

 変換できるのは、Diffuseに接続されているテクスチャと透明マップ(まつ毛やまゆ毛など)のみ。スペキュラマップやバンプマップは変換できない。

 出力サイズを大きくするとメモリを食う

 出力サイズを4096x4096とかにすると、結構メモリを使うらしく、環境によってはエラーが出る。私の環境(メモリ2G)で、余計なソフトを立ち上げまくっていたときに一度エラーが出ただけなので、あまり気にしなくていいかも知れない。

 SecondLife用にテクスチャを変換して勝手に売買してはいけない

 当然のような気もするが、DAZで売っているテクスチャを変換して、SecondLife内で売ったりしてはダメだ。(自作のテクスチャならOK) タダで配るのもダメ。

まとめ

 Poserのテクスチャを結構きれいに変換して流用できるツールなのだが、そこそこ値段が高いのであまりメリットを感じないような気もする。割引セールなどで安く売っているタイミングならば、購入してみてもいいかも知れない。SecondLifeをやっている人にとっては、自分のアバターにDAZの高精度なテクスチャを流用できる、というのがかなり嬉しいんじゃないだろうか。私のアバターはちょっと怖いオッサンになってしまったが。


Texture Convertor2(TC2) Bundle

 異種フィギュア間でテクスチャを変換するツール。

 変換ツール本体「Texture Convertor2」と、 Victoria4 / Aiko4 用プラグイン「TC2 - V4 + A4 Plug-in」、 Victoria3 用プラグイン「TC2 - V3 Plug-in」がセットになっている。

 

  はてなブックマーク - 異種フィギュア間のテクスチャ変換ツール Texture Convertor2    この記事にTwitterでつぶやく
関連:
Michael3フィギュア紹介
Victoria4 紹介
Aiko 4 Baseフィギュア
DAZに無料登録してみる
INJ、REM、MATってなに?
Victoria3.0紹介
フルボディモーフでデブキャラやせキャラを作る

次のフィギュアの体のパーツに合わせて、服オブジェクトを自動分割してくれる AutoGroupEditorへ
コード付き、Python便利ツール集
Poserパイソンサンプル集(ソース付き)
ランダム表情、ランダムポーズパーツセレクター、マテリアルコピー、拡張版ドットツールを日本語コメント満載のソースコードつきで提供。開発時に私がハマッた「ハマりポイント」を画像付きで解説したPDFも付属。画面のないスクリプト、tkinter(Poser7までのGUI)、wxpython(Poser8のGUI)別に実用的な各種ツールを掲載。


誰でもわかるPoser服作りチュートリアル
Poserチュートリアル「挫折しない服作り編」
PoserでコンフォームTシャツを作る手順をくどいくらい丁寧に解説。難解な「ジョイントパラメータ」についても図をたっぷり使って解説している。Poser6J、Hexagon前提。初級~中級用。PDFダウンロード形式


メタセコデータをPoserフィギュア化する手順を解説
Poserフィギュア化チュートリアル
makehumanから出力した3D人体を元に、メタセコイアとCR2Builderを使ってフィギュア化する手順を解説。CR2Builderリファレンスも付属


Poser9本体
Poser 9日本語版  Win
プレビュー、レンダリング関連がパワーアップ。ユーザインタフェース周りには、使い勝手を向上させる玄人ごのみのシブい改良が加えられ、安定度も大幅にアップしている。「遅い、重い、使いにくい」といったこれまでのPoserイメージを完全払拭する、ユーザ待望の改良が盛り込まれたバージョン。(と思う)。もちろん、Poser8で大幅改良されたユーザインタフェース、ライブラリ機能の強化、リグ機能強化、モーフパテツールの強化などもひきついでいる。また、間接照明機能や異なるフィギュア間で服のコンバートが可能なワードローブウイザード、法線マップ対応などの新機能も盛り込まれている。

Poser製品情報に、さらに詳細な情報があります。
トップページ> その他レポート > ツール もくじ