海外版では、既にバージョン4もリリースされているというiClone。
以前、iClone2を使ってあまりにも自由度がないので放置していた私だったが、iClone3では「簡単に乳揺れが出来る」と聞いて試してみた。
やり方は「あらかじめ用意されている、胸が揺れるようになる設定」を呼び出したアバターに適用(インポート)するだけ。あとは、揺れ具合(スプリング)の値を調整すれば、ぼわんぼわんと揺れまくるのだ。
他にも、映り込む背景や流れる水、ゆらめく草木など、各種背景がパワーアップ。衝突判定機能、スプリングエフェクト(びよよんという動きの余韻)や、フレックスエフェクト(旗がひらめくような動き)も搭載して、マシニマ作成環境にふさわしい出来栄えだ。キャラクターの視線もコントロールできるので、「死体が踊ってる」感じもなくなった。
モーション編集もインバースキネマティクスが搭載されて、かなりやりやすくなっている模様。
▲モーション編集
さらに、日本語版限定でアニメ調キャラクターも付属しているのだ。
▲アニメ調キャラクター(ステージ・楽器等は付属していない)
とまあ、驚きの進化を遂げていて、あらかじめ用意された背景や音楽、モーション、アバターを3Dワークスペースにドラッグ&ドロップで放り込んでいけばあっという間にムービーが出来上がる。
顔や服はテクスチャを貼りつけてそれっぽいものを簡単に作ることができるので、何も技術はないんですけど、ムービー作りたいです!という私のような人にはありがたいんじゃないだろうか。
贅沢を言えば、もうちょっとアバター作りとかの情報が公開されたりして、Poserのようにフリーのアイテムがいっぱい出まわるようになるといいのにな、とか思いつつ今回の覚書を終わる。
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