前回、フリーのツールを使って、Google3Dギャラリー→Poserへのデータ読み込みを行ったら、イマイチな結果となってしまった。
▲マテリアル情報も吹っ飛び、単色でイマイチな取り込み結果
しかし、Shade11(Basicも含む)から搭載された「Sketchupデータを読み込める」という機能を使えば、わりといい感じにデータ取り込みが出来たのだ。
▲Shade経由でPoserに持ち込んだGoogle3Dギャラリーのデータ
▲マテリアルルームで適当に色をつけた
元のデータが悪いのか、ライトのガラス部分と座席や室内などが全て同じマテリアルに割り振られてしまって、ライト部分を透明にすると少々おかしくなる。しかしまあ、これならば、少し手直しして使ってみるか、という気になってくる。
Shade11のSketchupデータ取り込み機能は、かなり使えそうだ。
Shadeにインポートして、そのままエクスポートしただけだが、一応書いておこう。
3Dギャラリーから、欲しいモデルの.skpデータをダウンロードする
▲バージョンが複数ある場合は、きっと新しいバージョンのほうがいいと思う
Shade11を起動し、画面上部メニュー「ファイル」→「インポート」→「Google SketchUp」を選択
「ファイルを開く」ウインドウが表示されウノで、.skpファイルを指定して、「開く」をクリック
▲Shade11体験版を使用しています。
インポート画面が表示されるので、そのままOKをクリック
よくわかんないので、そのままOKをクリック。少なくとも「マテリアルを読み込む」にはちぇっくをつけといた方がいいような気がする。
しばらく時間がかかって、インポート終了。終了したら、そのままエクスポートに移ろう。なぜなら、私はShadeの操作をよくわかっていないからだ。とりあえず、試しにレンダリングだけしてみた。
▲Shadeでレンダリングしたところ。なかなかキレイな形状だ
画面上部メニュー「ファイル」→「エクスポート」→「Wavefront OBJ...」を選択
エクスポートウインドウが表示されるので、下記のようにチェックを入れてOKをクリック
名前をつけて保存
これでOK。
▲Poserに読み込んだ例
無料でSketcupデータ→objに変換する方法は、どれもうまく行かなかった。だが、Shade11の最低グレードである「Basic」で、完璧ではないにしてもあっさり変換出来てしまったのは驚きである。Google Sketchup Pro(有償版)を使えば流石にもっとキレイに変換できるとは思うが、高価なのでさすがに躊躇してしまう。
昔挫折して、バージョンが11に上がったいまも、やっぱり使いこなすのは難しそうなShade11だが、その機能目当てにBasicを購入してみるのもいいかもなあ…と悩みつつ、今回の覚書を終わる。
→Shade11 詳細ページ 体験版もあり (イーフロストア)
→Google Sketchup Pro 7J(日本語版) 詳細ページ (イーフロストア)
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