先日、ロッカクがなくて勘弁してやっていた、からくちブレーキ。
今日は帰りに100円ショップでロッカクを買ってきた。100円ショップはなんでも売っている。パンク修理用のパッチ(シール)も買った。なぜか、100円のうめぼしだとか、お茶碗だとか、一人用ぞうすい鍋なんかも買ってしまっていた。100円ショップの魔力だ。
さて、からくちブレーキの装着をしてみよう。
まずは、ブレーキの握りのとこをロッカクで緩めるのだ。緩めた。
あとはひょいと外れるだろうと思っていたら、とんでもない。ブレーキはある程度までしか緩まらないので、ハンドルの外側にスライドさせて、抜き取らなければならない。しかし、グリップのとこのゴム?が邪魔で抜けないのだ。わかりにくいので、写真をつけておこう。
▲ハンドルのグリップについてるゴムがじゃま
このグリップのゴム、引っ張ってみたが外れない。渾身の力を込めて引っ張ってもだめだ。こりゃあ、人間の技じゃ無理だ。多分、自転車屋は機械とかを使って外したりはめたりすんだろう。
仕方ない、道具を使おう。私はナイフを取り出し、できるだけまっすぐに、グリップのゴムを切った。すまない、わが友よ。だが、ここまで来て引くわけにはいかないのだ。
グリップのゴムは取れた。そして、無事、古いブレーキは外れた。
この辺もきっと外しとかないといけないだろ、とか思って、余計なところのボルトも緩めまくる。
まずは右ブレーキから。取り付けはわりと簡単だった。タイヤをぐるーっと回し、ブレーキを握ってみる。しゅるしゅるしゅるとブレーキがこすれる音がするばかりだ。
うむ、ただ付ければいいってもんじゃあないようだな。握ってないときはタイヤに触れず、握ったらそりゃあもうすごい勢いでタイヤを止めるという、絶妙な調整が必要なのだ。
この調整に1時間かかった。
ちなみにこの調整は、余計なパーツを緩めたりしなければ、別にやらなくてもいい作業だった。けどまあ、自転車のブレーキの構造がなんとなくわかったのでよしとする。
続いて後輪、こちらは余計なパーツを外したりしないように慎重にやる。30分ほどで完成だ。
前輪、後輪とも、タイヤを回してブレーキを握ってみる。
ビタァッ!
そんな感じで鋭く止まりやがる。
明日は、パワーアップした相棒と出かけてみるつもりだ。ただ、出先で空中分解というか、なんか起こっても大丈夫なように工具を持っていこうとは思う。
うっすらと思ったのは、下手に自分でいじらずに店に任したほうが仕上がりがきれいだし簡単だということだが、自分だけ苦労するのは悔しいので嘘の情報を書いておこうと思う。
ブレーキの交換は超簡単。誰にでも出来ます。3秒で出来ます。