スクールオブロック 才能のないギタリストが人の名を語って教師になりすます話

主人公の先生が、なんというか全然立派な人じゃない。むしろダメな人だ。目先の金欲しさに、同居人の気の弱そうな男の名を騙って教師になりすます。

 

担任についたクラスは、死んだ魚のような目をした生徒ばかり。他に出てくる大人たちも、色んなしがらみでやりたいことをあきらめ、なんだかイヤイヤ生きてるような人ばかり。

 

そんなテンションの下がる、どんよりとした映画だったのだが、最後のクレジットを見ながら、私はぼろぼろと泣いてた。

 

前半のだめさ加減からは想像も出来ない後半の盛り上がり、そしてラスト。個人的には女校長が、頭が良さそうでちょっと好きだ。

 

あまり期待せずに見た割には結構グッときた、スクール・オブ・ロックというDVDの話。