僕のボーガス

このタイトルで、「感動の物語です」なんて銘打ってあると、私は意地でも観たくない。

 

 感動を前面に押し出しているような映画は、観ていてイライラするのだ。悲しいシーンでは、悲しい音楽が流れ、さあここで泣いて下さいと言わんばかりの演出が連発するんだろう。

 

 だが、今回はテレビをつけていたらたまたまやっていたので、ついうっかり最後まで観てしまった。

 

 私は何故今までこれを見逃していたのか。

 

 めちゃめちゃ面白いじゃないか。この作品、DVD化はされておらず、ビデオが出ているだけだ。何故これが埋もれているのか。(僕のボーガス(VHS)

 

 もしかしたら、「親子で泣ける感動作」みたいな宣伝のされ方をされていて、はなっから敬遠していたのかも知れない。

 

 ともかく、なんだか得をしたような気分で今回の日記を終わる。