「めんどくさい」の心理とは。物事を最後までやり遂げる方法


年末になると、払いすぎた税金を取り返すために、

サラリーマンは「年末調整」の書類を書く。
書きはじめたらどうってことないのだが、

なかなか書く気にならない。
「どうやったら、そういう面倒くさいことをやる気になるのか?」
答えは簡単で、「とりあえずやる」だ。
 
「いやいや、だから、やる気にならないから困ってんの」という自分に、

「じゃあ、五分でやめていいから、とにかくやってみるんだ!」と言い聞かせる。
 
何のトリックもない。本当に五分でやめていい。
 
だけど、あら不思議。5分続いた行動は、

10分、15分と続く。
 
そして、めんどうな書類作成が、終わってしまうのだ。
 
人間の心にも慣性の法則みたいなものがあるんじゃないだろうか。

「静止した状態からはなかなか動かないけど」

「動き出してしまえば、あとはラクに動かし続けられる」
 
毎回やりとげてしまうと、「五分でやめていいから」がウソっぽくなるので、

時には本当に五分でやめてみるのもいいかも知れない。
ぐうたらな私の自分操縦法をひとつ、覚書してみたところで、今回の日記を終わる。