携帯型電子メモ帳、ポメラDM-5をゲット


 ポメラ(DM5)をゲットしたので、使用感を書いてみたい。


外観



 折り畳んだ状態だと、大きさは大きめの携帯電話二台分といったところ。開くとサブノートPCサイズのキーボードにニンテンドーDSの液晶画面がひとつくっついている感じ。
 打ち心地は、超快適とはいかないが、しばらく打っていると慣れてきて不自由な区文章が打ちこめる。
 電車の中で座席に座った状態だと、真ん中付近に力が掛かったときに勝手に折り畳まれてしまうので、膝の上にカバンを置くなどの工夫が必要だ。


機能面


 変換は、まあまあちゃんとやってくれる。何より変換時に待たされないのがいい。
 液晶はバックライトがないので暗いところでは見にくい。ただし、電池は約20時間保つので、しょうがないという感じか。
 コピペ機能もちゃんとある。shift+矢印キー左右でテキストを選択し、Ctrl+cでコピー、Ctrl+Vで貼付だ。
 ほかには付箋文という変わった機能がある。これは、特定の文章("★付箋文★"という文字列。設定で別の文字列に変えることも出来る)を文章内に埋め込んで、あとから、その文字列を検索&ジャンプするというもの。付箋文埋め込みと検索はそれぞれF1とF5で可能だ。
 また、液晶が見にくいので、カーソルがどこにあるのかをすぐ見失ってしまう。これに対して私はF1→Ctrl+z(一瞬付箋文を出して消す)という操作で確認している。
 ファイルの保存は、内蔵メモリのほかSDカードに保存できるのだが、フォルダは選べない。ひたすらPOMERAというフォルダ内に保存するしかなく、テキストの整理には向いていない感じだ。
 欲を言えば、あの機能が欲しい、この機能が欲しいというものはたくさんあるが、必要な機能が備わっていて、軽くサクサク使える感じ。


まとめ


 特に、何もやることがない電車内で文章を作る、という多少有意義なことができるのは、時間を有効活用にしているような、活用してなくても暇つぶし程度にはなっているような感じで嬉しい。また、液晶が見づらいのが幸いして、横の人にのぞき込まれても安心だ。いや、本当は見られてるのかも知れないが、そういうときはのぞき見防止シートを100円ショップで買ってきて貼ればOK。
 青空文庫やメルマガなどを詰め込んでおいて読もうとしたところ、青空文庫は文字数制限にひっかかって読めないものが多かった。分割するなどの加工が必要なようだ。メルマガ程度なら読めるのかも知れない。
 上位機種のDM20ならば、このへんは多少制限が緩くなっているのかも知れない。
 テキストを読むための機能は少し足りない感じだが、書くためのツールとしてはとてもいい。楽しく使っていきたいと思う。
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