家の猫にノミが発生し、困ったことに私の手足まで刺しやがるので、「
ノミとりホイホイ」を通販で買った。
▲ノミ取りホイホイ
怖そうなロボの顔のような形状をしたノミ取りホイホイは、スイッチを入れると緑のランプがぴかぁっと光ってノミをおびき寄せるんだそうだ。そして、網部分の下にある超粘着シートにくっついたノミは、決して逃れることができないのだ。恐ろしいのだ。
夜になり、電気を消して完全に闇の中、スイッチを入れる。闇の中、結構明るく比較緑の光。寝るには明るすぎるほどの光量だ。だが、これでノミが取れるなら我慢しようではないか。
朝になり、ノミ取りホイホイが一匹のノミも取れないまま、空しく緑色に光っていた。
次の夜も、その次の夜も一匹も取れなかった。
もしかしたら、一ヶ月くらい辛抱すれば一匹くらいは取れるかも知れない。ただ、その一ヶ月の間にノミは何倍にも増えている気が。
もっと別のいい方法はないものか。
粘着力抜群の人工皮膚に、血に似た成分がじんわり出てくるようなものを仕込んで、部屋の片隅に置いておくのはどうか。人間の腕の形にしておくといいかも知れない。だが、朝起きてそれを見たときに、悲鳴をあげそうなのでやっぱりやめておこう。
とりあえず、次はいろんなところで評判のいい「
フロントラインプラス」という、猫の背中に塗る薬を試してみようと思う。