ランドオブザデッド 内臓がどばどば出てくるゾンビ映画

死んだはずの人がむっくり起きて、うなり声をあげながらゆっくり襲ってくる。

 

 動きが遅くて、相手が一匹なら大したことないのだが、大勢で来られると恐ろしい。取り囲まれて生きたまま食べられてしまうのだ。それが、ゾンビという怪物。

 

 この映画は、主人公サイドが完全武装してて、ゾンビをなぎ倒していく感じなのでいまいち恐怖感がない。ゾンビに抱きつかれたって、蹴飛ばしてマシンガンでめった撃ちにしてしまうのだ。

 

 やられるのは一人になったとき。ゾンビがうろうろしているところでわざわざ一人になるなんて自殺行為だと思うのだが、主人公たちは割と平気で一人になったりする。仲間たちも止めたりしない。そして、食われる。

 

 その食われ方がキモチ悪い。内臓をびゅるびゅるひっぱり出されたり、手首から筋を食いちぎられたりするのだ。うへえ。

 

 ホラーには、怖い映画と気持ち悪い映画があるが、この映画は間違いなく気持ち悪い映画だと思う。