私が見かけた空き巣マーク屋っぽい人


怪しい訪問者?


 ある平日の午前中、用事があったので会社に行かずに自宅のマンションにいた私は、怪しい訪問者に出くわした。
 ガンッ
 何者かが鍵のかかっている玄関を、思い切り開けようとしたけど、開かなかったようだ。直後に、呼び鈴が鳴らされる。
 開けようとしてから呼び鈴ってなんだ。怪しい。
 おそるおそる玄関の覗き穴から外を伺うと、誰もいない。なんなんだ。
 ハッ。
 これは、留守かどうか、鍵をかけているかどうかをチェックされたのではないか。


警察のしわざ?


 窓をあけて外を見ていると、誰もいない。ぬう。いったい、どんなやつがそういう真似をするのか。全くけしからん、と思っていると、向かいのアパートの廊下に人が居るのに気がついた。
 顔は見えなかったが、パッと見30~40代くらいの女性、つまりおばちゃんだ。おばちゃんは、交通警官のような服を来ていた。
 そして、アパートの玄関をかたっぱしから開けようとしては、呼び鈴を押して回っているのだ。
 その「確認作業」が終わるたび、おばちゃんは警官が駐車違反の車のタイヤに印をつけるチョークのようなもので、地面に何かを書いていた。いくら警官でも、人んちの敷地に落書きすんのはまずいんじゃないのか。
 いや、本当に警官なのか。いったい何を書いているんだろう。


追跡


 私は、コンビニにいくフリをして外に出た。あやしい警官風おばちゃんは、アパートの隣の戸建て住宅に移動して、同じようなことをやっている。地面に何か書いている。
 見つからないように、おばちゃんの様子を見る。おばちゃんはさらに、先に進み、別のアパートで同じ作業を繰り返している。
 さきほどの、戸建の住宅の敷地に何を書いたんだろう。いわゆる「空き巣マーク」なら、ワケのわからない数字とアルファベットの組み合わせが書かれているはずだ。これは、空き巣仲間に「この家は、この時間帯は留守だ」といったような情報を知らせ、空き巣の成功率を高めるためのものらしい。
 はたして、その敷地には、「何も書いていなかった」


真相は…?


 どこを見ても、なんにも書かれていないのだ。不自然すぎる。
 もしかしたら、特殊なメガネをかけると見える特殊な塗料で空き巣マークを書いている、ということも考えられるが、確かめようがない。
 すごくもやもやするが、私にできることをするとしよう。つまり、事実こういうことが起こっていた、ということをブログで公表し、見る人の判断に委ねることだ。


私が見た事実


 上記の文章には、私の主観が多分に入っている。私が経験したことだけをまとめていこう。

     

  • 場所は千葉県千葉市花見川区幕張本郷
  •  

  • 時間は午前10時頃。
  •  

  • 私はマンション2Fの自宅にいた。
  •  

  • 内側から鍵のかかった玄関をいきなり開けようとされた。鍵がかかっていたので開かなかった。
  •  

  • その直後、呼び鈴を鳴らされた。
  •  

  • 10秒ほどして玄関の覗き穴を覗いたら、誰も居なかった。
  •  

  • その時、近所のアパートの玄関を順番に開けようとしている警察制服っぽいものを着た女性の姿が、窓から見えた。
  •  

  • 女性は、その後、4軒並んだ戸建住宅に同様のことを行っていた。その際、立ったまま戸建て住宅の敷地内の地面に長い棒で何かを書くような仕草をしていた。
  •  

  • 後でその地面を見てみると、何も書かれていなかった。正確には「何も書かれたようには見えなかった」
  •  

  • さらにそのとなりのアパートでも同じようなことをしていた。

 まあ、そんな感じ。私にできることは「戸締りをちゃんとしよう」というくらいかな。あとは留守を悟られないようにしないと、とか、警官を見たら泥棒と思えとか。
防犯カメラでもしかけておけばよかったなあ。
今の防犯カメラは、スマホやパソコンで遠隔操作できて、
カメラに動くものが写ったら、スマホに通知してくれたりするらしい。





防犯カメラ ワイヤレス セット【 録画も可 ネットワーク IPカメラ/監視カメラ/セキュリティカメラ】モーション検知/アラーム/赤外線/暗視/iPhone/スマホ から遠隔監視 ipc-601w【RCP】05P02Mar14【送料無料】


何台かとりつけて、パソコンに各カメラからの映像を写して、
監視室ごっこしたり…。