効率的に身につく!?勉強法の科学

「脳は忘れるようにできている」んだそうだ。
その忘れっぷりは凄まじく、なんと24時間で
覚えたことを74%忘れてしまうとか。
ま、まさかそんなに忘れないだろ!
私は、「奇跡の記憶術」をパラパラ読みつつ、
心のなかで大きめのツッコミを入れた。
しかし、思い当たるフシはある。
うん、確かに一ヶ月くらい前に作った仕事の資料を
「あれ?これ私が作ったんだっけ?」
って思うことあるもんなあ。
そのため、「こつこつ覚える」というのはサイアクの勉強法なんだとか。
具体的には、毎日英単語を10個ずつ覚えても、
1年後に3650個覚えてるなんてことは、絶対にないってこと。
大いなる時間の無駄遣い。
ほんとかよ。ちょっと大げさに言っちゃってんじゃないの?
と思いつつ、よく読むと74%忘れるケースは「丸暗記」の場合らしい。

 

奇跡の記憶術のカラクリ

1時間ちょっとかけて本を読んだ私から、ちょっとネタバレ的な記憶術のカラクリをばらしてしまおう。

 

  • 勉強とは、論理力+記憶力で行うもの。
  •  

  • 論理力とは、相手の心(出題者の意図など)を想像して、先を読む力。やるまえに計画する力。
  •  

  • 記憶力とは、ものごとを「そのまま」覚える力。論理力で推理不可能なことを覚える力。
  •  

  • 忘れかけたタイミングで「復習」すれば、忘れない。
  •  

これを、すんごく詳しく解説している感じだ。

 

まとめ

噛み砕いていうと、「文章をよく読みましょう」「予習・復習をしましょう」
それだけ。ただのそれだけ。
そんなことが出来るなら、悩んじゃいねーよという人、多そうだなあ。
私もそう思ったけど。
この本の冒頭で「世の『勉強法』の本を読んで、成功した人はいない」って
言い切ってるんだけど、この奇跡の記憶術を読んで成功する人もいるかなぁ…どうかなぁ。
まあ、本当の成功方法ってのは、フツーの、アタリマエのことなのかも知れないなあ、と
思いつつ、今回の日記を終わる。
奇跡の記憶術~脳を活かす奇跡の「メタ記憶」勉強法 
奇跡の記憶術~脳を活かす奇跡の「メタ記憶」勉強法