杉の字さんが、親戚からぽざまんを賞賛されたそうです。
笑えるネタって、家族や親戚には見せられないようなのが多い。なんでって、真顔で口に出せないような、一線を越えたものが多いから。親の前では普通の人を
努力せずに成果を得ることが凄い、みたいな意見がある。
1日で作ったんですけど、という技術的にはなかなか優れたフラッシュ作品。
あまり更新してないんですけど、というアクセス数5000/日のサイト。
あまり受験勉強しなかったんですけど、という東大生。
適当にしかやってないんですけど、という成功者たち。
なるほど、たしかにかっこいい。真の力を出してないのに凄い結果を出してて、じゃあ本気になったらいったいどんなすごいことになるんだ?みたいな感じがする。
しかし。
最近は歳のせいなのか、物凄く力を入れてるのにいまいち成果を出せてない人に心打たれる。成果が出せていないくせにあきらめない姿に惹かれる。悩んで、見苦しくのた打ち回っている姿がかっこいい。
私はかっこよさとは無縁の男だが、もし目指すとしたら、のた打ち回るかっこよさを選びたい。