ある日、
secondlifeを起動していたら、突然画面がぐしゃぐしゃーっとなり、操作不能に陥った。
どうやらビデオカードが壊れたようなのだ。
再起動したり、secondlifeやビデオカードのドライバを再インストールしたりしたが特に変化はなかった。パソコンのふたをあけて、ビデオカードに触れると超高温になっていた。
パソコン全体を冷却するためのファンにほこりがびっしりとついていた。びっしりという形容に恥じないびっしりぶりで、綿棒でかきあつめてみると手のひら一杯のふわふわしたほこりのカタマリができあがった。 こいつのせいなのか。
たんぽぽの綿毛のようなほこりのカタマリに猫っこたちが興味を示す。
ふんふんふん、ふんふん。匂いをかごうとする猫たちを追い払い、私はホコリのカタマリを見つめた。すぐには捨てられなかった。鼻毛から、超長いやつを思いがけず収穫してしまったときのような感覚。
これほど見事な大量のホコリにはなかなかお目にかかれない。しばらくホコリのカタマリを鑑賞し、ようやく私はホコリをゴミばこに投げ込んだ。続いて、ビデオカードも「燃えないゴミ用」のゴミばこに投げ込んだ。
パソコンのホコリ掃除はこまめにやらないとだめだなと学びつつ、今回の日記を終わる。