文章のうまい人

最近、全力HPの旅日記だとか、過去の日記を読んで面白がってくれる人が居る。

 

嬉しい。

 

嬉しいのだが、私は自分の文章を後から読み返してみて、どうにもならない「素人臭さ」のようなものも感じる。

 

何故だろう。文章のうまい人と比較してみることが何かの手がかりになるかも知れない。3人ほど挙げてみよう。

テーマパーク4096の法師丸さん
とりあげるテーマは毎回バカバカしい。非常に繊細なニュアンスのバカバカしさだ。その繊細なバカバカしさを伝える、わかりやすく読みやすい文章。恐ろしいことに、過去の日記をさかのぼっていっても文章のクオリティが落ちていない。

 

ニフティでもご自分のコーナーを連載されていて、こちらも毎回面白い。また、サイトを見るとわかるのだが、他のサイトへのリンクが一切ない。つまり、口コミだとか検索エンジン経由で読者が広がり、アクセス数約600万ヒットにまで到達したということだ。

 

更新は一日も休まず、旅行に出るときはその日数分をあらかじめ書いておくという念の入れよう。新婚旅行に出かけるときもその日数分のコラムがアップしてあった。この人には絶対敵わない。

 

ぽざまんブログの杉の字さん
まず、毎回のテーマの選び方がうまい。流行っているものや時事関連を的確に取り込み、きっちり起承転結のある文章に仕上げている。

 

読んでみると、週刊誌に連載されている面白コラムのようだ。随所に仕掛けられたハイパーリンクがまたくせもので、クリックしてみると本文がより面白くなるという内容。

 

実はプロのライターさんなので、上記にあげたようなことは当たり前のことなのかも知れない。あんまりほめると杉の字さんが調子に乗るのでこの辺にしておく。

 

SukimaWindowsのうどそさん
前述のお二人が作家だとすると、うどそさんはコピーライターだ。短い文章の中に集約された笑い。瞬発力のある表現。

 

短い文章というのは難しい。少なくとも相当な訓練が必要だ。読むものに連想させ、笑い心を刺激する面白さ。

 

物事を少しだけズレた感じに捉えて、それをうまく表現すると笑いにつながるという。それがまさに実践されている感じだ。

 

うどそさんとこも私がよく行くサイトであり、あんまりほめるとうどそさんが調子に乗るのでこのへんにしておこう。

 

まとめるとこうだ。
テーマパーク4096 微妙な感じを的確に表現できる文章力
ぽざまんブログ 切り口・文章の流れ・結論への持っていき方が特に優れている
SukimaWindows 読み手の想像力を刺激する短いコピー

 

さて、私の文章との違いだが、違いすぎて参考にならない。とりあえず誤字脱字をちゃんと見直すところから始めたいと思う。

 

なんだかぱっとしない結論が出たところで今回の日記を終わる。