かぼちゃを煮込んでいた。
少し前に、山梨に行ったときに食べたほうとうがおいしかったので、似たようなのを作ろうとしているのだ。
大根、きのこ、タマネギ、鶏肉を圧力
先日、Mえだ氏が酔った勢いでカニを大量に注文したというので、ごちそうになりに行ってきた。
かに鍋である。高級料理である。
しかし、思ったよりもたくさん食えず、当初想定の1/3くらい食べたところで私はがくん、と食べるペースを落とした。老いだ。老いが私の体を包みつつあるのだ。しょうがないのだ。
その後を見守っていると、Mえだ氏は鍋に刻んだ具材を次々と入れ、「腐るから」と言いながらもの凄い勢いで鍋の残りを食べていた。彼は、白菜1個まるごとを完食したことに気づき、すごいな、すごいなとつぶやいていた。せっかく呼んでいただいたのに申し訳ないことをした。
ところで、Mえだ氏が鍋の用意をしながらしてくれた豆知識を紹介しよう。「鍋に鶏肉入れるなら、もも肉。むね肉はあかん。ぱっさぱさになるから」ということだ。
なるほど。
その豆知識以外は、とんでもなく下品な下ネタをずーっと話していたのでここに紹介することは出来ない。すまない。大学生のころ、酔っぱらったMえだ氏に「おっさんかっ」というツッコミを入れたことがあったが、彼は今やどこに出しても恥ずかしくない正真正銘の酔っぱらったおっさんと化していた。
おっさんの完全体がそこにいた。その後、完全体はテキパキと鍋を片付け、冷蔵庫から追加のビールを出しつつ布団を敷いた。私は泊めてもらうことになった。
布団の上に座りながらビールをがぶがぶ飲んでいた完全体は、やがて「眠くなった」とつぶやき、眠りについたのだった。
再度、心の中でごちそうさまを言いつつ、今回の日記を終わる。