中学レベルの英語表現がありがたい 「はじめて 英語で日記を書いてみる」


 「はじめて 英語で日記を書いてみる」を読んだ。

 特に日記を書く予定はないのだが、海外ソフトの問い合わせなど、しょうがなく英文を書くときに参考にしている。
 私の場合、ビジネス英語ってほどきっちりした英語は必要ないし、フツーに意思が伝えられたらそれでいい感じ。最初は例文集みたいなのを探していたのだが、これだ!というものがなく、表現ごとに日常をテーマにした例文が載っているこの本にしたというわけだ。
 中学のときにたしか習ったような、「よくつかう表現」ごとに例文が載っていて、ポイントや注意点、似たような表現がまとめられている。特に難しそうなのはなくて、なかなかいい。
 この本、英語の表現以外にも、英語日記を書くためのコツみたいなのが載っている。
 フツーの人はまず、日本語で文章を考えてから英語に直して書くはずだから、以下のことに気をつけなさいということだった。

     

  • 難しい言葉はやさしい表現に置き換える
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  • 角度を変えて表現する(受動態を能動態の表現に)
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  • 必要の無い言葉を省く(表現がわからなかったら、無くても差し支えない言葉は省く)
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  • 意味の近い言葉で妥協する
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  • 複雑な文は2~3文に分ける

 これらに気をつけて、この本に書いてある表現をそのままパクッて行けば、名詞部分を差し替えるだけで日記もどきくらいは出来そうである。うむ、いいぞ。やさしい表現しか使わないことで、相手の英語圏の人も「コイツはあまり英語が得意じゃあないんだな」ということが伝わりそうなのもいいぞ。
 少なくとも、私のレベルには合っていると思った。
 そして、本の表紙にはこんなことが書いてある。

     

  • とにかく書いてみましょう
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  • 1~2行の短くてシンプルな内容で十分
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  • 毎日でなくても、間違っていてもOK! 続けることが大切です。

 普通に続けられるくらいならこんな本買ってな、うげほげほ、まあ、そんな感じでもうちょっと読み込んでみることにして、今回の日記を終わる。

はじめて英語で日記を書いてみる

石原 真弓

ベレ出版

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4 英語日記の宿題用に

5 英語日記をはじめるには最適な本!