燻製の香り漂う静岡のお茶…その名も、薫香和紅茶

薫香和紅茶。読み方は、クンコウワコウチャ!
イオンモール幕張副都心グランモール1Fのお茶専門店、ルピシアで販売しているお茶っ葉だ。

このお店には、いろんな茶葉があって、自由に茶葉のニオイをかげるようになっている。
その中で、「くんせい」のにおいがただようお茶っ葉があったのだ。
私は、妻に連れられてイオンに行くたびに、買いもしないのにルピシアに入り、薫香和紅茶の茶葉をくんかくんかと、嗅いでいた。
中毒性のある、すばらしいニオイ。このニオイをおかずに白ご飯が食えるのではないか。私はそう思っていた。
あぁぁ、かぐわしい。でも、30g 1000円である。たぶん、そのへんの緑茶と比べるとお高いのであろう。
本日も、「ちょっと嗅いでくるわ」と、薫香和紅茶のニオイを嗅いで、恍惚の表情を浮かべていると、妻が買おうか?と言ってきた。
まじか!
そして、薫香和紅茶はわが手元に来たのだ。

茶葉の状態では燻製のニオイが満々だったお茶も、アイスティーにすると普通に飲みやすいお茶になった。
いったん、熱湯で淹れてから、氷で冷やすのだ。
だが、やはり真価を発揮するのは、あつあつのお茶として淹れた場合である。ただよう燻製の香り。ぐうとなる私のお腹。
白ご飯をひとくち口に入れ、熱い薫香和紅茶を飲む。
おぉおおあおおお!
なんだこれ、お茶漬けにしたら、ぜったい幸せな気分になれるぞ!
まあ、その半面、ケーキなんかの洋菓子には合わない気がするなぁ…。
現在、私はこの茶葉をひとさじ分ほど小さな袋に入れ、「においぶくろ」として持ち歩くことを画策中である。そして、気分を落ち着けたいときに、ふところ(?)から出して、においを嗅ぐのだ!
目下、この案は「臭いからやめて」という、妻の抵抗に合っているが、屈することなく実現したいと思う。