ボウリングからえらそうなことを考える

ボウリングは地味なスポーツだ。

 

 日本中がボウリングで盛り上がることはないだろう。ボウリング選手のカードを集める小学生も居ない気がするし、ボウリングがプレステのゲームになることもまあ、ないだろう。

 

 そんなボウリングだが、ひとつ学んだことがある。

 

 ボウリングは、ピンを狙うのではなく、レーンの手前の方にある、スパットという三角を狙って投げる。ボールから手を離す瞬間、見ているのはスパットである。

 

 そして、狙い通りにスパットを通ったかどうかでいいところにいくかどうかが決まり、ストライクの出る確率があがるというものだ。

 

 つまり、目先の何かに集中してやり遂げれば、結果は後からついてくるということだ。うむ、結果ばかりを気にして、結局何も手につかないことが多々ある私にはすばらしくいい言葉だ。

 

 とりあえず目先のことを一生懸命やる。ストライクが取れるかどうかは運しだい。

 

 我ながらいいこと書くなあと思っていたが、「将を射んと欲すればまず馬を射よ」という似たような言葉がすでにあったので、どうしようかなと思いつつ、うやむやに日記を終わる。