Windows XPで、wuauclt.exe(Windows Updateのプロセス)を軽くする

Windows XPで、wuauclt.exe(Windows Updateのプロセス)を軽くする


 購入当初と比べると、明らかに動作が遅くなっているパソコン。
 「それは都市伝説」と言われるようなWindowsXP高速化設定を試したくなるのも無理はないだろう。今回は、Windows Updateのプロセス、wuauclt.exeを軽くする技を試してみたい。


効果


 実施前: プロセスwuauclt.exeのメモリ使用量が40メガ超で、ずっと残っていた。
 実施後: プロセスwuauclt.exeのメモリ使用量は9メガ程度になった。しばらくするとwuauclt.exeのプロセス自体が消えた。
 体感してメチャメチャ速くなったかというとよくわからない。けど、少なくともメモリの節約にはなっていると思う。


やり方


 Windows Update用の過去の履歴を削除する、というもの。手順自体はMicrosoftが示しているものなので、問題ないと思うが自己責任で。

 Automatic Updates(自動更新)サービスを停止します。

1. Windows の [スタート] メニューをクリックします。

2. [ファイル名を指定して実行] をクリックします。.

3. [名前] ボックスに「services.msc」と入力します。

4. [OK] をクリックします。

5. [Automatic Updates] (自動更新)サービスを右クリックします。

6. [停止] をクリックします。

DataStore フォルダの内容を削除します。

1. Windows の [スタート] メニューをクリックします。

2. [ファイル名を指定して実行] をクリックします。

3. [名前] ボックスに「%windir%\SoftwareDistribution」と入力します。

4. [OK] をクリックします。

5. DataStore フォルダを開きます。

6. DataStore フォルダのすべての内容を削除します。

7. ウィンドウを閉じます。

Automatic Updates(自動更新)サービスを開始します。

1. Windows の [スタート] メニューをクリックします。

2. [ファイル名を指定して実行] をクリックします。

3. [名前] ボックスに「services.msc」と入力します。

4. [OK] をクリックします。

5. [Automatic Updates] (自動更新)サービスを右クリックします。

6. [開始] をクリックします。

Microsoft公式サイトWindows Update サイトで利用可能な更新を検索すると 0x80248013 エラーが表示されるより

 では、実際にやってみよう。まずは、Windows Updateサービスを停止。

 進行状況を示すバーが出てきて、しばらくするとWindows Updateサービスが停止する。
 DataStoreフォルダを確認してみよう。


▲DataStoreの中味。
 DataStore.edbが30メガちょっと。Logsもいっしょにバッサリ削除してしまおう。
 そして、再度、Windows Updateのプロセスをスタート。

 起動後、しばらくしてwuauclt.exeは消える。そして、DataStoreは自動的に作成される。


▲ちっちゃくなった!
 そんな感じ。きっとこういう細かいことを積み重ねていくと、そのうち少しは速くなるんだと思う。
参考)Windows XP が重いので高速化-wuauclt.exe のメモリ削減 - Windowsいじってみた