炎の宅配便
熱血ギャグマンガというジャンルを切り開いた島本和彦の熱血の世界がゲームになる。
宣伝サイトからは、クソゲーっぽいにおいがぷんぷん漂ってくる。ゲーム以外のムービー部分をウリにしていそうな、だめなゲームの見本のような雰囲気が感じられる。
だが、サイトにある「魂に残る言霊」はどうだ。ふざけたギャグの中に、絶妙のタイミングで忍び込ませてある黄金の言葉。これだ。当時若かった私は、ギャグの中に最高に熱い言葉が時折出てくるというパターンに魂を揺さぶられていたのだ。
「100回の失敗も100万回の成功のあとにはただの誤差!」
ぐっ。ぐおおおおうっ。魂が魂が。
ただ、ゲームを買うかどうかは別問題なので、購入者の意見などを見て冷静に判断しようと思う。