健康診断の間違いではない。
インターネット上でいくつかの質問に答えると、性格判断みたいなのと相性のよさそうな相手のデータを郵便で送ってきてくれるのだ。
一応、連絡先電話番号だけは携帯電話の番号にし
実家に帰ったとき、父がゲームばかりしてごろごろしていた。
その光景があまりに悲しかったので、ボウリングに行こうと誘ってみた。父の唯一の趣味である。
結果は、惨敗。父は平均200近く行くほどの腕前なのである。私は最高で110点くらいだった。その場は適当にごまかしていた私だったが、心の中でひそかに逆襲を誓った。
東京に戻ってきて、安いボウリング場を探す。1ゲーム350円のところが見つかった。そして、ピンのほうを見ずにスパット(黒い三角印)のみを狙う「スパットボウリング」に徹し、パワーを捨ててコントロール重視の投法に切り替える。今までは力任せだったのだ。
徐々にスコアはあがってくる。平均で120、最高で149ほどになった。
このまま地道に続けるのもいいが、何かこう、根本的な進化をとげる方法はないんだろうか。地道な努力にすぐ飽きる、私の悪いところである。思い当たるのはアレだ。マイボールとか手につけるコテみたいなやつとかのアイテムに頼る方法である。
けど、ボールやコテはヘタなうちに手を出すと恥ずかしいので、まずはマイシューズを買うことにした。
これならば、貸し靴代がもったいないから買ったのだと自分に言い訳ができる。決して、ボウリングに本気になっているわけではないのだと言い張れるのだ。いや、シューズを買う時点で既に本気なのだが、本気を悟られないのがオトナのかっこよさなのである。
現在の私のスタイルは、とことことこ、ころんという感じだが、シューズを手に入れたら、ささささーっドギュゥンという感じに進化したい。
注文済みのシューズを心待ちにしつつ、今回の日記を終わる。