血と骨 女と暴力に満ちた働き者の話

血と骨。

 

 おどろおどろしいタイトルである。北野武が主演で、殴ったり蹴ったりするシーンがものすごいという噂だけは聞いていた。

 

 全編に渡って、コメントのしにくい重い出来事がいっぱい起こる。最初から終わりまで、ずっともやもやしたものが残りっぱなしで爽快感がない。特に感動するわけでもない。

 

 しかし、何故か最後まで見てしまう。えげつない出来事が次から次へと起こるからだ。人間の負の部分を刺激するような、大人向けの映画と言えるだろう。

 

 と、偉そうに書いてみたが、私自身はそんなに楽しめなかった。エロシーンがばんばん出てくるので、子供に見せたり、家族で見るのもおすすめしない。

 

 濱田マリが脱いでいたのが、一番印象に残った。